2015年6月30日火曜日
演奏動画 No.10 11月のある日
演奏動画No.10はキューバの作曲家であるレオ・ブローウェルの作品「11月のある日」です。もともとはアンサンブル用の作品だったらしいのですが、後にギターソロ用に書き直したようです。
この曲の最大のポイントはやはりドラマチックに展開する中間部ですよね。テンポも上がり、ハイポジションでのセーハや装飾音も多いので落ち着いて弾ききることが重要になってきます。是非チャレンジしてみてくださいね。
2015年6月26日金曜日
演奏動画 No.9 Arioso
演奏動画No.9はアメリカ出身の女流ギタリスト、ミュリエル・アンダーソンの名曲「アリオーソ」です!
非常にゆったりとしたテンポの曲ですが、フィンガリングのレンジも広く部分セーハ等も多く使われる為に一筋縄ではいきませんでした。
僕が初めてミュリエルさんの演奏を生で聴いたのは3年前、しかもライブ前にミュリエルさんが直々にレクチャーしてくれるギタークリニックを受けたときのことでした。彼女は会う前のイメージとはまるで違い、小柄で、手のサイズも決して大きいとは言えません(実際に握手もしました)でした。
しかしいざレクチャーが始まると、芯のあるサウンド、またその中に繊細さを併せ持っていました。いかにムダの少ない動き、そして演奏中に効率よく脱力がされているかがわかりました。
ギターをお弾きになる方で手の小さい人や、特に女性はネックに対して力が入りにくいという悩みがありますがそんな時は、無理なフォームをしていないか、余計な力が入っていないか今一度チェックしてみてはいかがでしょうか。今まで弾けなかった部分が運指を変えるだけで驚くほどスムーズになる場合だってあるんです!
僕も更に勉強します。
2015年6月25日木曜日
演奏動画 No.8 オーロラ/押尾コータロー
演奏動画No,8となる今回は押尾コータローさんの「オーロラ」を演奏しました!
この曲は通常のチューニングとは異なりDADGAD(ダドガド)と呼ばれる変則チューニングです。
6弦、2弦、1弦を1音ずつ下げてこの幻想的なサウンドが生み出されています。
この曲のポイントは何と言っても各部分に登場するライトハンド奏法でしょう。
左手だけで高音弦のメロディーを奏で、さらに右手で低音弦のベースラインを弾く(むしろ押す!?)という方法です。
このような奏法を取り入れることでより一層オーロラという自然の神秘が曲の中に表れていますよね。
押尾さんは本当にあらゆるテクニックを駆使する素晴らしいギタリストですよね。
皆さんも是非チャレンジしてみて下さいね。