日本を代表する女性シンガー、中島美嘉さんの代表曲「桜色舞うころ」をソロギターアレンジしました。
原曲と同じキーにしたかったのでカポを1フレットにして、中島美嘉さんの歌い回しをそのまま反映させたいと考えました。
後半部2:40あたりからは原曲に琴の音が入っているためブリッジに僅かに手をあててピチカートしました。
完全なミュートにならないよう、右手の位置に注意しました。
この曲の歌詞をあらためてみると本当に素晴らしいですね。
俗に言う「桜ソング」なのですが「若葉色」「枯葉色」「雪化粧」などのワードを入れて四季の移ろいをしっかりと表現している。
「あなた」と「わたし」の関係も徐々に変化していく様子が伝わってきます。
アレンジを作る時は、キーやメロディだけでなく、歌詞に込められた意味をちゃんと理解することも必要なのではないか、と最近は思います。
それがソリストとしての責務であるかのように。