動画についてちょっとご説明致しますね。
麻生ようへいさんとのデュオで演奏させていただいたtears in heaven は言わずと知れたエリック・クラプトンの代表作です。この素晴らしいソロギターアレンジはギタリスト兼アレンジャーの佐藤弘和氏によるもので長、短、長調と変化を遂げ全く別の曲のような仕上がりになっています。クラシックギタリスト村治佳織さん(ご結婚おめでとうございます!)のアルバム『ポートレイツ』に収録されています。
まずは冒頭の部分。イントロを聴いてクラシックギターを弾かれる方は「おや?」と思ったはず。スペインの大作曲家兼ギタリストのフランシスコ・タレガの作品「ラグリマ」にそっくり。いや、むしろ一緒なんです。
実はこのラグリマという曲は訳すと「涙」であり、タイトルのtears〜に掛けているのでしょう。きっと(笑)またどちらもホ長調で始まりホ長調で終わるという形式です。
なんて粋なんでしょ!!
https://www.youtube.com/watch?v=Jot7Q9n7L9U
ラグリマという曲も聴いてみてください↑
演奏に関しては、複雑なアルペジオなども出てきますがとにかくお互いの呼吸を合わせることに集中しました。途中、麻生さんがテーマを弾く部分では自分なりにコードをつけてバッキングしてみたり、逆に麻生さんはディレイをかませたり。一回目にしては良い仕上がりになったのではないでしょうか!
さて8月30日の鎌倉ライブまでもうすぐ。
明日のために 弾くべし、弾くべし。