2016年12月27日火曜日

あの日はどうしてあんなに暖かかったのだろう

 



僕がクラシックギターを習っている先生の1人に佐藤弘和さんという方がいる。今年の夏ごろ、編曲と作曲について勉強したくてダメもとでご自宅にお電話したところ快くレッスンを引き受けてくれた。それが出逢いのきっかけだ。

弘和先生の作品は以前から演奏していて、中でも「tears in heaven」僕がyoutubeに初めてアップロードした作品で僕の大切なレパートリーになっている。

その他にもmy favorite thingsやcalling youは自分のコンサートでも演奏している。

弘和先生の編曲した作品は一言で表すと「弾いていて楽しい」のだ。とにかく楽しい。別の曲を練習しなければいけないときも気がつけば、弘和先生の作品を演奏している。

弘和先生の作品のモットーは「弾きやすく、メロディアスであること。」その言葉通りに聴いていても、歌が聞こえてくる。

もっともっと弘和先生について勉強したい。曲を書きたい。アレンジをしたい。

そう思っていた矢先、











弘和先生は旅立ってしまった。








どうして。

なんで。

どうして。









ガンだった。50歳だった。

僕が初めて弘和先生にお会いしたのは今年の夏だ。レッスンを受ける為、ご自宅に行った時まず感じたのはイメージと違いすごく穏やかで優しい人。そして、痩せていた。

一時間のレッスンの中で沢山の事を話してくれた。調弦のこと、曲のテーマ、感覚について、ドメニコーニをはじめとした作曲家の話をニコニコしながら話してくれた。

先生が話すだけで心が落ち着いて、ずっと聞いていられた。

レッスンが終わり、帰る時にどうしても気になることがあった。
やっぱり痩せている。


「夏バテとかかな?それとも体調が悪いのかな?」と思い、

「先生、もしかして体調が優れないのですか?だとしたらそんな中レッスンを引き受けてくださってありがとうございます。」と言うと



「うん、ちょっとね。」「ガンなんですよ。」


「え」


「うん。でも大丈夫!今は色々治療をしているからね。また曲作ったら見せに来てよ!」


「はい。絶対きます。」

そう言って家を後にした。


次に弘和先生の家に行ったのはその1ヶ月後くらいだろうか。先輩ギタリストの瀬戸輝一さんも一緒だった。

3人でギターの話、作曲方法について話し合った。



前よりも痩せていた。

でもその時も「治療を頑張ってるよ。」と言っていた。だから僕も絶対治ると思った。



それから3ヶ月後に訃報があった。

知った時は膝から崩れ落ちた。

facebook上では弘和先生を悲しむ、偲ぶ声が数多く寄せられた。

国外から、世界中のファンがメッセージを送っていた。





どうしてこんなに素晴らしい音楽家に病がきてしまうの。

そんなのおかしいよ。





願わくば先生のレッスンをもっともっと受けたかった。もっと色んな事教わって、沢山の話をしたかった。もっと曲のアドバイスを受けたかった。先生のギターも聴きたかった。もっと早く会いたかった。もっと、




先生は僕が帰る時、いつも「じゃ、握手しよ♪」と言って僕の手をギュ、と大きくて温かい手で包んでくれた。

もう握手もできない。会えない。会えない







でもね






僕は、僕らはいつでも弘和先生に会えるんだ。

弘和先生が作った楽譜を見れば隣で「ここはこんな感じで弾くんだ♪」とか

曲を弾けば「いいね♪」とニコニコしながら後ろで聴いている。

僕らの中で生きてるんだ。会いに行けるんだ。

だからこれからも佐藤弘和作品を演奏していきたい。







先生が旅立った日の夜、とても12月とは思えない大雨と風が吹き荒れた。

次の日に先生の家に行き、先生に会ってきた。多くの人が駆けつけていた。




昨日降ったのは雨じゃない、皆の涙だったんだ。




ご家族の方に話を聞いたが先生はその4日前までギターとマンドリンの為の2重奏の譜面を書いていたそうだ。譜面も見せていただけた。とても綺麗だった。



すごいや。最後までギタリストだった。本物の音楽家だったのだ。



その譜面には面白い指定まで書かれていて、来ていた人たちでそれを見て「こんなことまで書いてある」とクスクス笑った。





先生、本当にありがとうございました。

また会いに行くので先生も僕の隣からひょこっと顔を出してください。




先生の家を出た時、昨日の雨が嘘のように晴れてまるで春のようだった。







あの日はどうしてあんなに暖かかったのだろう。








2016年12月14日水曜日

実は一ヶ月間腕をケガしてました




年内出演するコンサートも無事に終わり、今日から接骨院へリハビリに通ってます。




一ヶ月前、出かけていた時に自転車に乗っていた時に滑って転落。左手を激しく挫きました。
手をついた瞬間「これはマズい!!」と思うような感触。そのままゴロゴロッと身体が倒れました。

一旦家に帰り自分で包帯を巻いて、次の日にすぐ病院に行きました。

結果は「TFCC(三角線維軟骨複合体)損傷」。その場でギプスを嵌め、3週間の安静を余儀なくされました。

このケガを簡単に説明すると,手首には尺骨と手根骨の間でクッションとして働き関節の安定を与えている部分があります。それが三角線維軟骨複合体(TFCC)と呼ばれる部分です。そこが損傷されると手関節痛が起こり、少し手を回しただけでも嫌な鈍痛が来るようになります。

手をついて転倒した時やラケットを持つスポーツ(特にテニスが多いようです)で変な方向へ手首を曲げてしまった時に起こるケガのようです。

僕もはじめはかなり痛く、ドアのノブも回せない状態に陥りました。


はっきり言ってギターを始めてからここまでのケガをしてしまったのは本当に初めての経験で、悔しい思いでいっぱいでした。
はじめの一週間は気持ち的にもかなり落ちてしまい、左手の握力は5kgくらいに低下。日常生活もほぼ片手で作業をしました。
一番大変だったのはお風呂。左腕にはギプスが濡れないようにビニールを巻いて入っていたので、右手で全て身体を洗わなくてはいけないのですがこれがものすごいストレス。かなり大変でした。

いつも朝に練習するということを突然できなくなるのは、空虚だし、不安も焦りも増大していきました。
いざ自分の生活の一部を奪われると何をして良いのかわからなくなりますね。

でもその時に思ったのは、「ギターを弾くことだけが練習なんだろうか?」ということでした。
確かに弾かないと感覚が衰えるのは確かですが、弾かずとも練習、研究できることがある。

譜面を見てメロディーを歌ってみる、イメージトレーニングをする。譜面を書く、理論を勉強する。
コンサートを聴きに行って勉強する。歴史を学ぶ。映画や音楽など様々な作品に触れる。

そういうことも練習の一つだと思い、少しずつではあるけれどできることを一つ一つやるようにしていきました。
そのほうが気持ちが前向きになるし、目標も見えてくる。「治ったらこの曲を演奏してみたいな」という思いが強くなる。

とにかくストレスを貯めない。「なんでこんなケガ、、、」と思わない。そういうマインドでいたら段々回復してきました。
3週間後には、レンジの広い運指でなければ普通の曲はなんとか弾けるようになってきました。

本番前のリハーサルも10日前からやっと参加できて一安心。
全体のリハーサルの大半をお休みしてしまって、共演者の方々にご迷惑をおかけして申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが皆が快く迎えてくれたことは本当にありがたかったです。

手の動きは制限した部分もありましたが、本番で無事に演奏出来たことが嬉しかったです。




 今回ケガをして感じたことは沢山ありますが、まず思うのは楽器が弾けない状況に陥っても出来る事は沢山ある。ということです。
日々の練習でやってないこと、出来ていない作業を一気に出来るチャンスだと捉えて良いのだと感じました。
確かに楽器が弾けないのは辛いけど、それをマイナスからプラスに変えるのは自分自身の問題なんだなあと感じました。

 そしてこの記事をお読みになってくれた楽器奏者の方、TFCC損傷は骨が折れているわけでもヒビが入ってるわけでもありませんがかなり厄介で怖いケガです。ちょっと転んでしまったりふとした拍子に手を突いて痛めてしまったらすぐに病院に行って看てもらってください。
そのまま放置すると後遺症が残るケースもあるそうです。軟骨はもともと回復するまでに時間がかかる部位だそうで僕もこれからリハビリを続ける予定です。

身体も楽器の一部なので日々労って、ケアすることが大切だと今回改めて思いました。





2016年12月12日月曜日

ギャラリーカフェ「アルル」でのコンサートが終わりました。


 昨日、12月11日多摩境にあるギャラリーカフェ「アルル」でのコンサート「Our Great Anniversary」が無事に終了しました。
ピアノ、ドラム、フルート2本、クラシックギターという編成で臨んだのですが、本当に勉強になりました。


今回は持参のAERプリアンプとYAMAHA製のスピーカーで音を作っていったのですが、音量のバランスをとるのが難しい場面が各所出て来ました。
5人全員で演奏する場合、フルートとのデュオ、ソロと何パターンも編成があったのでその都度手元のプリアンプでイコライジングしながら演奏していきました。また曲によっては音がモコモコになってしまったりしたので途中でLowをカットしたりしました。


普段はソロが中心の活動でPAも通さないのですが、いざこのようなコンサートをやってみると自分はまだまだ機材に関しては勉強が足りないんだなあと実感。来年はPAを使用した場合のサウンドメイキングについても研究しなければなりません。

 普段やらないような曲の伴奏や、アドリブのソロをとったりなどとても良い刺激をいただきました。また今年作ったオリジナルの「Parada」も演奏できて嬉しかった。オリジナルもどんどん作って皆さんの前で発表してきたいです。
 

フルートの鶴園さん、鵜川さん、ドラムの真さん、ピアノの湯浅さん、アルルの杉浦さん、萩原さん、聴きに来てくれた全ての方々に感謝致します。
本当にありがとうございました。

カルカッシ25のエチュードより 「etude No,8」




  カルカッシの練習曲の第8番です。スラーに強弱をつけ、尚かつ部分セーハも多いですね。小節数こそ少ないもののしっかりと押弦しないといけないので気をつけなきゃいけないですね。

2016年12月6日火曜日

弦交換

今週12月11日(日)のコンサートに備えて弦交換。

6弦~4弦はオーガスチンの赤、3、2弦はサバレス赤のアリアンス、1弦はサバレス青のアリアンス。

今はこれが一番のお気に入り。来年は色々な弦を試していこう。

2016年11月24日木曜日

マテオ・カルカッシ

 今年から始めた動画アップ企画、「カルカッシ25のエチュード」を全曲撮影することを試みています。
基本的には毎日の練習を始める前にするウォームアップの為でもあるのですが、僕には演奏前の祈りにも似ているのではないかと感じる時があります。

「今日もギターを弾かせてくれてありがとう」とか、「今日もしっかり腕が動いて嬉しいな」とか感謝をもこのエチュードに込めています。

感謝をすること。自分の身体に語りかける事。ギターが今日も美しく響いていると感じられること。

全部全部大事なんだ。

カルカッシ25のエチュードより 「etude No,7」



カルカッシ25のエチュードより第7番を演奏しました。
トレモロの練習にもつながる曲ですね。しかしトレモロとは少し異なりa,m,iをしっかりと独立させ音の粒をはっきりさせることが大切です。
是非ご覧下さい!!

2016年11月21日月曜日

カルカッシのエチュードより 「etude No,5」 kaito katayama



  

カルカッシ25のエチュードより第五番を演奏しました!P(親指)でしっかりとメロディを奏でることがポイントですね!

2016年11月14日月曜日

12月11日(日) 多摩境 ギャラリーカフェ「アルル」にてコンサートをします!


来月12月11日(日)に多摩境にあるギャラリーカフェ「アルル」にてコンサートを行います。

今回はフルート奏者である鶴園明人さんのオリジナル楽曲を中心に、皆様も知っているような曲までバラエティに富んだ内容でお送り致します。




■Our Great Anniversary
2016年12月11日(日) 

ギャラリーカフェ 「アルル」
http://www.g-alulu.jp/index.html

13:30開場 14:00開演

出演:鶴薗明人=ふえ吹き野うさぎ(フルート)
鵜川久美子(フルート)
片山海人(ギター)
湯浅ちさ(ピアノ)
舛田 真(パーカッション)

<プログラム>ふえ吹き野うさぎオリジナル曲より with you・三輪車つぅりんぐ・Azure Grassland・aika etc. 他 イパネマの娘・スペイン etc.
入場料:前売り2,700円 当日3,000円(ドリンク付き)
チケットお問い合わせ:
TEL 080-3458-7061(舛田)
MAIL white@haseflotist.moonlit.to(鶴薗)

当日は僕のオリジナル曲も演奏するかもしれません。是非お越し下さい!!



カルカッシのエチュードより 「etude No,4」 kaito katayama





 カルカッシ25のエチュードより第四番を演奏しました。1弦スラーの練習ですね。スラーを響かせるには、ただ弦を離すのではなく「左手の指でもう一度ピッキングする」というような感覚が大事になります。
また、意外にもこの第四番はセーハを使わないのでセーハが苦手な方でも弾くことが可能です。
是非聴いてください。

2016年11月9日水曜日

カルカッシのエチュードより 「etude No,3」 kaito katayama

 カルカッシ25のエチュードより第3番を演奏しました。この曲には三連譜や部分セーハも出て来るこの曲はイ長調で、自分なりのイメージとしてはゆるやかに流れる川のようなイメージがあります。エチュードってずっと弾いてるとどうしても飽きてしまう部分があるけれど、「ここの部分は池のほとりで、、」とか「ここは川に花びらがヒラヒラと落ちて来て、、、」というようなイメージで演奏すると楽しいし、気持ちもグッと込める事ができます。歌詞が無い分、音で風景を伝えていけるようにしないとなあ。

是非ごらんください!!


2016年10月23日日曜日

カルカッシのエチュード No,2




今年から始めた企画、カルカッシ25のエチュードより第二番を演奏しました。高音弦をa,m,i,m(薬指、中指、人差指、中指)で弾く練習ですね。長時間弾いていると強弱のバラつきが出て来たりしますが、なるべく脱力して薬、中、人差し指のどの指も一定の音量で弾くことが大切です。

アコースティックタイプのギタープレイヤーの方にも良い練習になると思います。是非ご覧下さい。

2016年10月12日水曜日

カルカッシの「25のエチュード」第1番を演奏しました。




今年は通常の動画投稿と平行してクラシックギターの基礎練習曲となる「カルカッシ25のエチュード」をアップする企画に挑戦しています。
目標はもちろん25曲全てです。皆様是非ご覧になってください。

 1番の特徴として所々に指をしっかりと広げないと弾けない部分(0:44あたり)があったり、高音弦のメロディーラインからいきなり低音弦のラインに移ったりとしなやかな手の動きが必要になり、やればやる程勉強になります。

ハ長調(Cメジャー)で明るい曲調なので、天気の良い朝、ギターを弾き始めるストレッチとしても最適だと思います。

2016年10月2日日曜日

スターパインズカフェライブ終了

 一昨日9月29日は吉祥寺スターパインズカフェにて久々の演奏。
今回は愛器ホアンエルナンデスのエレガット「samba」で5曲を弾きました。

プログラム
Parada
Leon (新曲)
prelude No,1 (V.lobos)
よく来てくれたわねぇ
Letting go (A.york)



自分の曲をはじめて3曲も演奏しました。自分の曲を演るというのは
不安もあり、いつもと違う勇気が必要だけれど
やってよかったと思いました。

新曲の「Leon」は僕の友達の仲の良かった友達がふとしたきっかけで疎遠になり、関係が終わってしまった、そんな体験がテーマとなっています。
彼は今頃どうしているのだろう。





聴きにきてくれた皆さま、出演者の皆さま、スターパインズカフェスタッフの皆さま、ありがとうございました。



2016年9月20日火曜日

新曲と吉祥寺スターパインズカフェライブのお知らせ




新曲が完成した。八月の夕暮れにふと昔を思い出してメロディーを奏でて、そこから生まれた曲。

今回の曲のテーマは「別れ」。別れと言っても恋人が離れて行くようなものではなく、友人との別れだ。
昔は仲の良かった友人がふとしたきっかけですれ違い疎遠になってしまう。特別傷つくことはないけれどどこか寂しく、虚しい。
もうわかり合えることはないだろう、けれどいつかどこかで会う日がきたらその時はまた。

そんな感情を込めました。このような経験は誰しもが一度はあるのではないでしょうか。



この新曲は9月29日(木)の吉祥寺スターパインズカフェでのライブで演奏する予定です。他にもオリジナルを中心に演奏するので是非お越しください。
僕の出番は2番手、19時ころの予定です。この日も沢山のアーティストが集まる楽しい日になりそうです。

9月29日(木)
STAR PINE’S CAFE 19th anniversary event[音深き]

小川徹 / 夜空楽団豆 / 片山海人 / 久住昌之&ザ・バックバンド / ぽていと
開場:18:00
開演:18:30

前売り:¥2500+1drink
当日:¥2800+1drink

<会場地図>


2016年8月16日火曜日

Adios PARADA

 8月13日は吉祥寺にあるギャラリーカフェ「PARADA」での最後のコンサート。自分にとっては5年もの付き合いのあるカフェ。沢山の思い出や様々な思いが頭にありました。
お盆の最中お越しいただいたお客様、また協力してくださったパラーダスタッフの皆様本当にありがとうございました。


今回は初めてプログラムの最後に新曲を演奏するという試みもしました。
パラーダの為に作った曲、皆さんに聴いてもらえて幸せでした。この曲は自分のコンサート、ライブではしばらく定番曲になりそうです。



プログラム
1st
1,filament オリジナル
2,mazurka choro   V・ロボス
3,melodia sentimental #
4,prelude No1
5,11月のある日  ブローウェル


2nd
6,tears in heave  E.クラプトン 佐藤弘和編
7,calling you  ホリー・コール 佐藤弘和編
8,cavatina S.マイヤーズ
9,よく来てくれたわねえ  オリジナル
10, Parada   ※新曲

en.letting go

#=vocal


幸せな時間でした。PARADAはなくなってしまうけれどここで演奏した時間は忘れません。


2016年8月3日水曜日

停留所





吉祥寺のギャラリーカフェ「PARADA」での演奏が来週に迫ってきている。

このカフェとの出逢いはかれこれ4年前だろうか、たまたま通りがかったときに「こんな素敵な場所で演奏がしたい」と思い、自分の演奏した音源を持っていってお願いしにいったのがはじまりだ。手前はお洒落なカフェスペース、だが奥はしっかりとしたギャラリー。2つの顔を持つこの店に僕はすぐに虜になった。幸いにも店長さんはここで演奏することを快諾。僕の演奏活動の大切な場所となった。そしてここで沢山の人と出逢い、繋がり、気づけば沢山の思い出。

でもそんなPARADAが8月を持って閉店してしまう。すごく寂しい。淋しい。もっともっとここで演奏しておけばよかったと今更後悔している自分がいる。
この店の名、「PARADA」はスペイン語で「停留所」。僕も次の目的地に行かなくてはダメなんだ。悲しいけど、仕方がないんだ。
だから、最後の演奏は沢山楽しんで、次のバスに乗り込む。

2016年7月25日月曜日

Etude



今日は荻窪にあるアコースフィアスタジオへ動画の撮影に行ってきた。カルカッシのエチュードとクラシックの小品を演奏。
この夏は沢山動画をとって沢山の人たちに聴いてもらいたい。

人前で演奏するのは何よりも大事だけど、こうやって自分自身の演奏を聴く事もとても大事なんだと気付かされる。

まだまだ練習しなきゃ。

2016年7月19日火曜日

スケッチ




 結婚式で演奏した時にイラストレーターの方が僕の演奏している所を描いてくれました。
ピンク色がとても綺麗です。本当にありがとうございました。

友人の結婚式





 先日、音楽仲間の友人の結婚式に行きました。とても和やかな雰囲気で進んでいく披露宴に会場の誰もが笑顔になっていた。

二次会では演奏もしました。友人とはクラシックギターとドラムで新曲を披露。とても良い式になりました。

二人とも、ありがとう。そしていつまでも幸せに。




2016年7月15日金曜日

犬井彩夏さん ワンマンライブ終了



7月13日にクラリネット奏者の犬井彩夏さんのワンマンライブにゲスト参加し、演奏してきました。
多数のゲストが出演する中、ソロで一曲、犬井さんとのデュオ二曲の三曲を演奏。

犬井さんのお人柄がそのまま表れたような、温かい、終止笑顔に包まれたイベントになりました。



プログラム
1、filament
2、RPG ♯ (犬井彩夏 作)
3、よく来てくれたわねえ ♯ 
♯=Duo


犬井さんはこの後しばらくの間、演奏活動をお休みするのでしばらく一緒にできないので今日は心から楽しもうと思って弾きました。
戻ったらまたデュオしてください。

出演者の皆様、ご来場の皆様、スターパインズカフェスタッフの皆様、そして犬井さん。本当にありがとうございました。

2016年7月6日水曜日

Solo Concert at Parada -summer-



今年の5月に行なったソロコンサート。その第2回目が8月に決定しました。
Paradaでの演奏はいつも様々な感情が湧き起こる。懐かしい記憶や人、吉祥寺の風の香りだ。

前回のコンサートからインスピレーションを受け新曲も作り、発表する予定だ。この曲が皆を優しく包んでくれますように。

kaito katayama solo concert -at parada-

8月13日(土)

open 17:30 start 18:00  ¥2000 (1drink)
※25名限定

cafe&garelia PARADA
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-25-7

http://www.cafe-parada.com

ご予約はお名前、人数を明記の上
kaitokatayama.official@gmail.com
または
info@cafe-parada.com
までお願い致します。


2016年6月25日土曜日

払沢の滝

東京は秋川、払沢の滝に来た。東京都内で唯一、日本の滝100選になっている。

この滝の前にある岩に腰かけ、水が落ちていく音を聴いていた。

心が潤い、身体がふわりと軽くなっていく感覚。

また行こう。

2016年6月13日月曜日

散歩

 






 最近、朝に散歩をしている。散歩がこんなにも気分を穏やかにしてくれ、身体のリズムが整うということを改めて思い知った。
木々が揺れ、葉と葉がシャラシャラと重なり合う音、小枝や落ち葉を踏み込んだ時のパチパチという音。

普段は気にも留めない、この自然の、音。この音こそが最高のヒーリングミュージックではないのだろうか。

明日も行こう。

2016年6月10日金曜日

6月の花々


  家には菊と白百合を、外には紫陽花が咲いています。

2016年6月7日火曜日

7月13日 犬井彩夏ワンマンライブ at吉祥寺スターパインズカフェ 



来月7月13日(水)に吉祥寺スターパインズカフェでクラリネット奏者の犬井彩夏さんのワンマンライブにゲストで参加する事が決定致しました。
犬井さんとは吉祥寺スターパインズカフェで出逢い、そこから交流が生まれて互いのステージで共演するようになりました。犬井彩夏さんはクラシックに留まらず、ジャズやポップス更には自身のオリジナル作品も意欲的にプレイする素晴らしい演奏家です。
 犬井さんの音色はいつも優しさに包まれていて、そのお人柄も音に表れています。

今回自分のソロと犬井さんとのデュオも演奏する予定ですので是非お越しください。


『Helianthus vol.2』
~犬井彩夏 ワンマンライブ~

吉祥寺スターパインズカフェ
http://www.mandala.gr.jp/spc.html

open 19:00 / start 19:30

¥3,000 +1drink


act:
【guest】
上田千仁
片山海人
こだま金魚
関根奈緒
Komorebi
【band】
麻生洋平
井上貴子
Shima
Sera


 

2016年5月25日水曜日

新曲「filament」




先日の5月15日、吉祥寺のギャラリーカフェ「Parada」にて行なったソロコンサート終了後、周さんが新曲「フィラメント」を撮影してくれました。ギャラリーの白塗りの壁が非常に綺麗で弾いていて気持ちよかった。

 この曲は新生活から生まれた曲で、タイトルの「filament」は電球の中に使われる細い金属線のことです。私たちが普段当たり前のように使い、目にしているライトに感謝やありがたいという気持ちを込めて作りました。

更なるバージョンアップをして音源化したいと思っています。

2016年5月18日水曜日

アンディ・マッキーさん



 今日はアコースティックギタリスト、アンディ・マッキーさんのライブへ。

ハープギターとアコースティックギター2本だけのステージ。

タッピング、オクターブハーモニクスの精密さ、どれをとっても一級品でした。

また、特筆すべきは伝説のギタリスト、マイケル・ヘッジスの「because it,s there」が彼のハープギターで聴けたこと。

生前のヘッジスを生で聴いたことはないけど、正にヘッジスがアンディに乗り移っているようで、会場は特別な空気に包まれていた。

なんてすばらしい夜なんだろう。

全てに感謝します。
ありがとうございました。

2016年5月16日月曜日

solo concert at PARADA



昨日は約三年ぶりとなる吉祥寺にあるギャラリーカフェ「パラーダ」にてソロライブをしました。

 5月の夕暮れ。その時間帯はとても心地良く、お店側の意向で窓を開け風が会場内にも入ってくるようにしてもらいました。

当初は不安もありましたが当日はギャラリースペースがお客様でいっぱいになるほどの満席になりました。足を運んでくれたお客様、パラーダスタッフの皆様、当日同行して撮影&受付をしてくれた周さん、素晴らしい絵を作ってくださった村上さんには感謝、そして感謝です。


プログラム

1st

1,prelude No,1 (v.lobos)
2,mazurka-choro
3,my favorite things (佐藤弘和 編)
4,merodia sentimental# (v.lobos)
5,fantasia de fuego (m.anderson)

2nd
6,よく来てくれたわねえ (オリジナル)
7,filament       (新曲)
8,tears in heaven    (佐藤弘和 編)
9,letting go       (A.york)

en
cavatina (S,myers)

#=vocal


本当に幸せな時間でした。ありがとうございました。

2016年5月5日木曜日

木漏れ日の中で

近くの公園で練習しています。

最高に気持ち良い天気で練習が捗ります。

2016年5月2日月曜日

家の前に

 とても立派な花が咲いている。バラだろうか、何の花だろう。
5月から僕へのちょっとしたプレゼント。かな。

さて今日も。



2016年4月26日火曜日

新しい仲間

プリンターを買いました。これから役に立ってくれることでしょう。

2016年4月21日木曜日

日々の中で

 花を新しくした。
生活に花があると気持ちは健やかに、身体は元気になっていく。
何気ない風景の中でも、自然からもらうエネルギーはすごい。

今日も自然に感謝して生きよう。

2016年4月6日水曜日

acousphere cafe

アコカフェにてレッスンとweb作業中。

スタジオ前には桜が咲いてます。

今日の気候は最高です。

5月15日(日) 吉祥寺PARADA solo concert



 5月15日(日)、 約3年ぶりとなる吉祥寺のギャラリーカフェ「PARADA」さんでソロコンサートをします。PARADAさんはもう数年前からお世話になっているのですが本当に素敵なカフェです。写真にもあるように奥がギャラリースペースになっておりまして、この部分で演奏を致します。またお席に限りがございます為、25名様限定とさせていただきます。


今回は僕の大好きなロボス作品、歌もあり、オリジナルもありの楽しい時間にしたいと思ってます。

kaito katayama solo concert at PARADA
2016/5/15 (日)
open 17:30 start 18:00
¥2000 (1drink)
※25名限定
cafe&garelia PARADA 
東京都武蔵野市吉祥寺本町4-25-7


ご予約はお名前、人数を明記の上
kaitokatayama.official@gmail.com
または
info@cafe-parada.com
までお願い致します
   

2016年4月2日土曜日

3/29 吉祥寺スターパインズカフェライブを終えて


 先日吉祥寺スターパインズカフェでのライブが終了しました。
今年のはじめから作りはじめた新曲、「filament(フィラメント)」。
太陽や月、自然から発せられる光ではなく人間が人工的に作りだした光。
それをイメージして日々作りあげていきました。

まだまだこの曲を育てていくのには時間がかかりそうだけど、どんどん演奏して熟成させていきたいと思っています。

プログラム
1、よく来てくれたわねえ   オリジナル
2、filament(フィラメント)  新曲
3、prelude No,1                                V.ロボス
4、tears in heaven                             E.クラプトン
5、Letting go                                    A.ヨーク

ご来場の皆様、スターパインズカフェスタッフの皆様、出演者の皆様、本当にありがとうございました。



2016年3月28日月曜日

明日の演奏


 明日は吉祥寺にあるスターパインズカフェでライブ。実は今年初のソロ演奏。


吉祥寺スターパインズカフェ
3月29日(火)
[星の宴]

i&i / TRY / めめとウエッコ / 阿部 薫[Pf] / 片山海人

開場:18:00   開演:18:30

前売り:¥2500+1drink   当日:¥2800+1drink

僕の出番は最後21時20分あたりから演奏致します。

明日は僕の仲間、素晴らしいクラリネット奏者の犬井彩夏さんも共演します。そのサポートメンバーには普段から撮影、デュオ演奏でもお世話になっているウクレレプレイヤー麻生ようへいさんも登場。しかも麻生さんは明日ギターでの参戦です。非常に楽しみです。

また、明日は3年ぶりの新曲を演奏する予定です。
今回の作品のテーマは「光」です。光と言っても太陽や月、ましてや火などが発する明かりでもありません。私たちが普段使っている電球やライトが発する光、つまり人工的に作られた光です。でも電球は自然の力がなければ生まれることはありませんでした。自然に対する恩恵の意味も込めて。
この曲ではそんな感情を込められたらと思っています。
お待ちしております。

吉祥寺スターパインズカフェ  
http://www.mandala.gr.jp/spc.html

2016年3月14日月曜日

3月29日(火) 吉祥寺スターパインズカフェライブ

 今年初ライブとなります。そして実に約3年ぶりとなる新曲も演奏いたします。
環境も新しくなり、気持ちも変わった時に生まれた曲です。




吉祥寺スターパインズカフェ
3月29日(火)

[星の宴]
i&i / TRY / めめとウエッコ / 阿部 薫[Pf] / 片山海人

開場:18:00
開演:18:30

前売り:¥2500+1drink
当日:¥2800+1drink

※21時20分から演奏予定です

2016年3月10日木曜日

まだ冷たい3月

アコースフィアカフェにてweb作業をしております。