2017年8月30日水曜日

サンティアゴ・デ・ムルシア 「prelude&allegro」演奏しました!


久しぶりにyoutubeに楽曲をアップしました。



スペインのギタリスト兼作曲家、サンティアゴ・デ・ムルシア(1673-1739)の「プレリュード」と「アレグロ」。
この曲はギタリストの神様、アンドレス・セゴビアのベスト盤CD二枚目の一曲目に収録されています。
セゴビアの卓越された技術、叙情的な歌い回しを聴いて、この曲をプレイしたいと思った。



旋律とベースのラインが、とても美しい。本当に素晴らしい曲。
是非お聴きください!


2017年8月29日火曜日

この夏、野外での演奏を経験して



 7月、8月は演奏の機会が多く、色々な場所でギターを弾いた。
 
 リゾナーレ八ヶ岳の野外コンサートも吉祥寺でのバスキングも普段の演奏とは違い、オーディエンスの反応がダイレクトに伝わってくる。

それは空気によってもプログラムを変えることも大切だと思う。
人が活気づいている時はアップテンポな曲を、人々の歩みがゆったりしているときはそれに合わせてスローな曲を。
そういう状況に合わせた演奏ができるのも屋外の演奏ならでは
鍛えることができる。

 子供たちやお年寄りの方々まで沢山の顔を見る事ができ、その時にしか出逢えない人がいる、というのも醍醐味の1つだ。







前までクラシックギターでは野外演奏などできない、と思っていた自分が恥ずかしい。今ではもっともっと演奏したいという思いが強くなっている。

手がかじかんでしまうまで。

2017年8月26日土曜日

新しいパートナー


新しいギターを手にした。

マヌエル・ロドリゲス 1977年製。







40年前のギターで僕よりも10歳年上の大先輩。
初めて音を出した時から欲しくて欲しくてたまらなくなってしまい、購入。
中古となっていたが、ほぼ新品に近い状態で残っていた。寧ろ「新品」となっていてもおかしくはないコンディション。


表板は松で出来ていて、なんて言うか音が「しっとり」している。水分を含んでいるような豊かな鳴り。
マヌエル・ロドリゲスは後に工場での大量生産に移ってしまったらしいのだがこれは初期の作品。マヌエル・ロドリゲス本人が丁寧に作り上げたものだ。
温かみを感じる。

通常のクラシックギターの弦長は650mmが多いがこのギターはそれより10mm長い660mmとなっている。
音も非常に安定しているし、何より大きな自分の身体とフィットする。

このギターで沢山の曲を演奏したいな。
そしてまた新たな曲も書いていきたい。

末永くよろしくね。


2017年8月9日水曜日

8月の演奏スケジュールを更新しました

 8月の演奏が更に2本増えましたので、更新致します。




8月15日(火) リゾナーレ八ヶ岳 野外イベントにて フリーライブ

リゾナーレ内 ピーマン通りで演奏致します。



時間 13時〜
15時〜
17時〜
19時〜   (各30分)

リゾナーレ八ヶ岳  〒408-0044 山梨県北杜市小淵沢町129-1
http://risonare.com/yatsugatake/





8月24日(木)
高円寺 ギャラリーカフェ 「momomo」
片山海人 津川博光 ミニライブ

20時  START

ワンドリンク+スコーン付き 2000円


盟友、津川博光とのライブです。それぞれ30分ぐらいの演奏、僕はCDの楽曲を中心に演奏致します。

http://www.mo-mo-mo.com



8月27日 (日) コピス吉祥寺  フリーライブ
13時30分~15時30分 まで
(各30分 計3ステージを予定)

コピス吉祥寺 1F ふれあいデッキにて
http://www.coppice.jp

出演 片山海人 (クラシックギター)


※当日は投げ銭制となります。



8月31日(木) 「Daniel Chia & Friends ft. kaito katayama」

高円寺 SUB STORE

19時 START
チャージ ¥1000+1drink ¥500

シンガポール在住のサックスプレイヤー、Daniel chiaとの演奏です。
サックスとクラシックギターでコラボレートするのは生まれて初めての経験で、とても楽しみです。

https://substore.jimdo.com




すでに9月の公演も決まっており、これからも演奏の機会を増やしていきたいと思っております。
皆様、是非お越し下さい。

2017年8月1日火曜日

ずっとずっとしたかったこと

 


 一昨日、7月30日に西荻窪にあるギャラリーカフェ「みずのそら」での1stアルバム発売記念イベントが無事終わりました。



住宅街の中にひっそりと佇むこのギャラリーはまるで隠れ家のようで、入り口の前にある水が張られたスペースがなんとも印象的。




 ギャラリー史上、音楽のイベントを催すこと自体が初の試みであったので今回は会場も全てが手作り。普段はイスとして使わない柱をベンチシート風にしたり、奥にカフェスペースを設けたり。CD販売スペースや受付も即席で作ったりしました。オーナーの小峰さんと会場セッティングを色々話し合い、お客様がくつろげるような、楽しんでいただけるような場所に変身したのではないでしょうか。




奥では今回ドリンクを担当してくれた田中比香里さんがご自身で作ったアクセサリーの販売も展開。


会場の受付や案内などを担当してくれた内藤君、そして奥様にも本当に感謝です。

この「みずのそら」は正直1年くらい前から気になっていた場所で、「こんな場所でギターを弾けたらすごく楽しいだろうな」と思い、直接お店に自分の音源を持って話をしに行き、開催することができました。

だから僕の1つの夢であった

好きな場所で
好きなように
好きな時間に
好きな音楽を演奏して

自分の作品(CD)を届けること。

これが実現できたんじゃないかと思いました。


当日は満席となり、暖かい気持ちに包まれて演奏することができました。

1st
prelude no.1 ロボス
etude No.17〜canarios ソル、サンス
マリエータ   タルレガ
花束を君に(drops ver.) オリジナルアレンジ
calling you 佐藤弘和 編
そのあくる日  ゲーラ

〜休憩〜

2nd (ここからアルバム発売記念イベント)※アルバムの曲順通り
filament
leon
梳る
parada
よく来てくれたわねぇ

en. Letting go   ヨーク


クラシック作品、カバー、オリジナルアレンジ、自作曲と自分らしいプログラムでできたのではないかと思います。
本当に楽しかった。もっともっと成長しないと。

来てくれた皆様、オーナーの小峰様、そして白水さん、内藤君、彩子さん、田中比香里さん
本当にありがとうございました。感謝の気持ちで一杯です。