僕の大好きなアーティストに宇多田ヒカルさんがいる。
僕の年齢で言うと小学校５、６年の時に彼女はデビューしてサウンドの素晴らしさ、独特な声と斬新な歌い回しが話題になり一気に時の人となった。
1stアルバムの「First love」は日本一売れたアルバムだそうだ。もう今後この記録が抜かれることはないだろうと思う。
小学生でこのアルバムを聴いて、すごい衝撃を受けたのを今でも覚えている。きっと多くの人がそうだったんじゃないかなとも思う。
そして去年2016年に出した新作アルバム「Fantome」を聴いた。本当に久しぶりに歌詞カードをめくりながら最初から最後まで一曲一曲をあの頃、小学生だったときのように聴いた。
正直に言って「なんて悲しいアルバムなんだろう」と思った。
楽曲は素晴らしいものばかり。でも聴いた時にハッピーな感じが全然しなかった。
それくらい歌詞の世界が重く、苦しみや悲しみが多く書かれていたから。
あくまで個人的見解だけど、僕にはそういう感じがした。
収録されている「花束を君に」をどうしてもギター一本で表現したかった。
是非お聴きください。
