2017年1月23日月曜日

扉をひらく


3日前になりますが、僕の師匠である佐藤紀雄先生のコンサートに行きました。


東京オペラシティの近江楽堂にてクラシックギターとトランペットのデュオ。生まれて初めて聴くこの組合せは大変素晴らしいものでした。



先生が「クラシックギターはどんな楽器とも合うんだ」と仰っていましたが本当にどんな楽器とも一緒にできるんだと、思い知らされました。
特に印象的だったのは後半にアランフェス協奏曲の第二楽章をデュオで演奏されていたのですが、聴いた瞬間二年前に1人でスペインを旅した記憶が、あの時アランフェス宮殿に行った風景が見えてきたのです。


素晴らしい演奏家は聴いている僕たちを旅に連れて行ってくれるんだな、とその時思いました。
先生、トランペットの佐藤秀徳さん、素晴らしい演奏をありがとうございました。
心がすごく温まりました。

今年は先生のコンサートに沢山行きたいと思ってます。










2017年1月7日土曜日

four hands,for hearts

もうすでに何日か経ちましたが、、、皆様あけましておめでとうございます。

去年は通常のコンサート、ライブと平行して勢力的に行なった事があります。それは作曲をすること。


今まで、作曲とは無縁だった自分ですが祖母の死を経験したことで曲が生まれ、大好きな店が無くなってしまったり、友達と離れてしまったりとどうやら自分は「別れ」や「離れる」ことを経験することで曲ができていくタイプの人間みたいです。

作曲は当初自分の中でものすごく抵抗のある行為だったのですが、沢山の人たちと出逢い自分も作曲をやってもいいのではとプラスに考えるようになりました。
また曲を作る行為は自分が今持ち得ているものを鏡で見るようなものだと思います。


テクニック、思想、経験、情感、嫌らしさ、見てきたもの、映画、聴いてきた音楽、触れ合った人々。
全ての要素が己の楽器(声を含む)を通して「今」その時の思いを表してくれる、ものなのだと思うのです。

もっと沢山作っていき、自分の持っているものがまだ何があるのか探していきたいと思っています。





2017年最初の演奏は、自分と同じように(なんて失礼ですが、、、)作曲も行なうクラシックギタリスト瀬戸輝一さんとのジョイントコンサートです。
昨年の夏のソロコンサートで佐藤弘和先生の紹介でお友達になり、一緒にコンサートをする運びとなりました。

惜しくも弘和先生はそれから4ヶ月後にお亡くなりになりましたが、このきっかけをくださった弘和先生には感謝しております。
もちろんデュオの演奏では弘和先生の作品もやります。

デュオの練習も進んでおり、今からとても楽しみです。


土曜の昼間、コーヒーとケーキもついているかなりお得な価格ですので是非是非お越し下さいませ。
2人のコンポーザーギタリストのオリジナル曲を中心にお届けします。

新曲、やります。


-four hands,for hearts-

2017年 3月25日(土)

open 13:30 start 14:00
¥3,000 (コーヒー、ケーキ付)



カフェラルゴ (下赤塚) 
〒179-0073  東京都練馬区田柄2-32-22

・東京メトロ有楽町線・副都心線「地下鉄赤塚駅」4番出口すぐ
・東武東上線「下赤塚駅」南口より徒歩3分  TEL  03-3930-9898
(店内禁煙)


ご予約・お問い合わせ
Email kaitokatayama.official@gmail.comまたはsetoterukazu@gmail.comまでお願い致します。

お待ちしております。

・演奏予定曲

秋色のベレー帽(瀬戸輝一)
Dear friends(佐藤弘和)
よく来てくれたわねぇ(片山海人)