2017年3月18日土曜日

マーティン・テイラーを聴く

 

近頃ジャズ・ギタリストのマーティン・テイラーさんを良く聴いています。このアルバムは1993年のアルバム『アーティストリー』。このアルバムはUKジャズチャート6週連続1位を飾る大ヒットとなったそうです。




マーティンさんのCDはほとんどがソロ作品で、とても綺麗な音色。フルアコ独特のウォームなサウンドが心地良くてジャズ特有の早いベースラインでも聴いていると自然に身体が揺れてしまいます。


実際僕は来日された際にマーティンさんのライブを聴くことができたのですが、あのサウンドの秘訣はギターに、弦にそっと寄り添うような絶妙なタッチ。ピックでは出せない指ならではの微量に水分を含んだまろやかさ。あの時、会場にいた誰もが同じように感動して心地良さを分かち合ったはず。
また来てくれないかなあ。


今年はオリジナルアルバムの製作、それに向けてのライブ、コンサート。クラシックのレーパートリーも増やす。それと平行して今僕が受け持っている生徒さんとのレッスン内容だったり、動画制作だったりと本当に忙しい毎日ですが、やるべきことを一つずつ。丁寧に。
そしていつかマーティンさんのようにクラシックギター一本でジャズの世界をも表現できたら、、、。楽しみは広がります。


新しい音楽に、人に、出会える喜びをいつまでも感じて。