演奏動画No,8はJ−POP界に惨然と輝く超名曲、MISIAの「Everything」をウクレレとギターのデュオでカバーさせていただきました!
この曲はkey=D♭なので通常のチューニングではとても弾きにくく、カポを1フレットに着けた状態で演奏しています。
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本来豪華なアレンジメントが施されているイントロは、和音がなるべく綺麗に聞こえるように各弦の力を均一にアルペジオし、ウクレレもディレイをかけることでバイオリンやチェロのようなサステイン効果(音の伸び)を生み出しています。
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また、このような伸びのあるボーカルが特徴的な曲はギターにとって非常に表現することが難しい曲なんです。何せギターという楽器自体ボーカルや管楽器と違ってロングトーンを出せない楽器ですからね。このような場合一体どうするか?という問題を考えた時に最も効果的なのはテンポを速くして演奏する、ということです。
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テンポを速くするというのは少々雑なイメージもあるかもしれませんが、これには細かなフレーズやパーカッションを曲中に入れやすくなり、ギターの特徴を生かせるというメリットがあります。
ギターでは不向きだなと思った曲でも、このようなアレンジで演奏すると幅が広がりますよね。もっともっと色々な曲にチャレンジしていきたいです!!